現場リポート
2017.08.07 / 現場リポート『耐震補強&防音室施行の和モダンテイスト一戸建リノベ』
こんにちは~!
いやぁ~今年の夏はほんと暑いですね~。
ですが、去年も同じように暑かったように思いますし毎年こんなもんなんでしょうか。
夏は暑いのが当たり前なので仕方ないですが、熱中症にはくれぐれも注意しないといけませんね。
それでは、まだ溜まっているブログアップ予定分を全く消化しきれてませんので、
前置きは無しにして早速本題に入りたいと思います。
今回はタイトルの通り一戸建てのリノベーションになります。
お施主様のご要望で防音室を作り、耐震補強も施して和モダンの空間に
リノベーションさせていただきます。
また今回も物件の購入からお手伝いさせていただきました。
それではいつものように写真を追ってお伝えします。
まずは、こちらの写真からです。
外観になります。
ご覧の通り本当によくある和風の木造一戸建建物って感じですよね。
築年数は30年ほど経過していますが、見た感じまだまだ問題なく使えそうな建物です。
それでは早速内部を見ていきましょう。
この玄関土間のタイルと板張りの床がこの当時のよく見る和風建物って感じです。
まだまだこのままでも少しキレイに掃除すれば充分使えそうですね。
雪見障子があり、内縁も付いていてすごく和室らしい和室です。
ですが、実際にこの和室を使うのはお客様が来られた時のみの使用に
限られそうですし、それならすごくもったいない空間ですよね。
また特にコメントすることはありません。
この当時の建物によくある一戸建てのトイレという感じです。
本当にお約束のような洗面台です。
洗面室イコール既製品の洗面台を設置して終わりという感じです。
機能的にはそれで十分でしょうけれど何だか残念ですね。
こちらもこの当時の一戸建によくあるステンレス浴槽の
タイル張り仕上げです。
悪くはないんですが、冬はかなり冷えますし最近あまり好まれませんね。
このようにキッチンと別に部屋になっていて食事をするという感じですが
いろいろな意味で現在の生活様式にあってないですよね。
せめて和室ではなく洋室ならダイニングテーブルも置けるのですが
和室だと畳に座る感じになるので立ったり座ったりも大変です。
この空間では小さなテーブルを置くことも出来ないので
このスペースで食事をするという感じではありませんね。
あくまでキッチンとして調理するスペースになります。
そうかといって食器棚を置くスペースもないので使い勝手が悪そうです。
二間続きの和室です。
欄間もあり、大人数が寄る時はふすまを外して大きな空間として使えますが、
そんな機会は現代の生活様式では年に一度あるかないかですよね。
そう思うと個室になっている方がお子さんなどの部屋としても使えるので
よいように思います。
この当時はそこまで住む人のことを考えて間取りを作ってなかったように思います。
和室であることと続き間であることがメリットではなく、
デメリットになっていることが多いように思います。
10帖と2帖ほどの部屋が建具で区切られてます。
一般的には1室として使うような使い方になるかと思います。
主寝室かまたはお子さんの部屋という感じでしょうか。
そして天井収納庫が付いてますのでそのはしごユニットです。
夏は非常に暑く、冬は非常に寒くその他の季節はそれなりですが
重たいものや大きなものは持って上がりにくいことや基本使わないモノを収納するため
一度収納するとあまり出し入れしません。
そのためいつの間にか忘れ去られどんどんいらないモノを貯め込んでしまいがちです。
なのでこのスペースは必要ないように思います。
ここに貯め込んでしまうぐらいなら断捨離した方がよいですね。
・・・という感じです。
少し辛口にコメントし過ぎたかも知れませんがご容赦ください。
そう思うと本当に供給側の論理で建物を建て、それを高いお金を出して買った方が自分たちの生活を
家にあわせて使いずらいと思いながらも住まれているのが実情だと思います。
ですが、今回のようにリノベーションすることで、同じ建物がお住まいになる方の
使いやすい空間として生まれ変わらせることができます。
そして使い勝手だけを考えるのではなく、デザインも取り入れることで快適で
おしゃれにお住まいいただけるようになります。
また、最初にお伝えしたように今回は防音室も完備して、耐震も現在の基準に施工
しますので本当に言うことなしになりますよね。
それでは、この建物がどのようにリボーンされ、和モダンな空間になったのかは
ぜひアフターをお楽しみにしていて下さいね。
では今日はこの辺で。
ではまた。
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