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2017.07.17 / ニュース&ブログ『古い木造2階建テラスハウスを1・2階それぞれにステイできるゲストハウスにリノベーション』

こんにちは~!

いやぁ~祇園祭のこの時期はほんと蒸し暑いですね。
そして梅雨がどこかに行ってしまって梅雨明けしたような天気ですし
今年の山鉾巡行は雨が降らなくてよかったですね。
そんなことはさておいて早速本題に入りたいと思います。
今回ご紹介するのはゲストハウスのリノベーションになります。
京都では(京都に限らないかも知れませんが)ゲストハウスを計画する方が
非常に多く、役所の担当部署がすごいことになってます。
これほど多くの方がゲストハウスをされるのかと思うほど多くの方が
連日相談に来られてます。
この分で行くと数年後にはそこら中にゲストハウスが出来ているのでは
と思うほどです。
それだけに差別化が必要ですし、泊まられる方のことを考えた設備や仕様が
キチンとされていることが大事だと思います。
それらがキチンと出来てなくて、どちらか言うと便乗商法的なゲストハウスは
淘汰されていくと思います。
・・・ということで、先を見据え、もちろん泊まられるゲストのことを一番に考え、
弊社にリノベーションをご依頼いただきました。
賃貸でも同じことが言えますが、やはりキチンと掛けるべきところにコスト掛けて、
リノベーションした物件は非常に人気が高く、古くなってもその人気は全く衰えず
すぐにお住まいになる方が見つかります。
そのため空室になって困るというようなことが全くないんです。
同じようにゲストハウスもリノベーションすることでその価値が高まりますし
人気が衰えることがないと思います。
・・・ということで本題といいながら、うんちくが少し長くなってしまいましたが
そのような思いも込めて今回リノベーションさせていただきました。
また、今回のお施主様はご自分で物件を購入されたのでリノベーションから
お手伝いさせていただきました。
そのお施主様ですが、台湾の方で旅行されるのが趣味で、世界中を旅行された結果
日本の京都が一番と思われてこの京都で物件を購入してゲストハウスを運営されます。
すごいバイタリティですよね。
その最も重要なリノベーションのパートナーとして弊社をお選びいただけました。
そのため、日本人を代表(少し大袈裟ですが・・・)し、出来る限りよい空間を
創らせていただきたいと思い取り組みました。
それではいつものようにビフォア写真を追ってお伝えしますね。
ではまずは外観からになります。
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ご覧の通り小さな一戸建てになります。
町家というほど町家な感じがありませんが、それは過去に改装されているからだと思います。
2階部分の板張り外観の感じからして当初はもっと町家らしい佇まいの家だったと思われます。
また右隣りの家とくっついた連棟(テラスハウス)になります。
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そして次が、玄関を入ったところになります。
土間になっていてその奥にキッチンが見えますね。
元々はキッチン部分も土間だったと思いますので町家の特徴ですよね。
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そして次は、そのキッチンのところになります。
左手の間仕切り部分からが一段上がって畳になっていたんだと思います。
そしてこのキッチン部分が土間でその上部が吹き抜け(火袋)になっていたようです。
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そして元々外部(裏庭)だったところを室内にして洗面とトイレが作られてます。
そのため不自然な感じで洗面台が設置されているように感じますよね。
半分室内で半分室外のような不思議な空間です。
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そしてその洗面の奥にあるトイレです。
その左手前に見えているのが給湯器です。
完全に室内に設置されているようになってますが、もともとこの部分が
室外だったのでこのような感じに見えてしまいます。
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そしてこちらが浴室です。
かなり狭く天井も低いのですごく圧迫感があります。
しかも窓の向こうが洗面です。
不思議でしょ!
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そして奥の間とその手前のキッチン横の洋室です。
この部屋がリビングで奥の部屋が元々庭だったところに増築された部屋になります。
今回この増築された部屋を潰して庭にするためだいぶイメージが変わると思います。
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そして先程の写真と同じ位置で撮る角度を変えた写真になります。
キッチンがありますが先程も説明したようにこの部分が元々土間だったと思われます。
ですがこの方が床がフラットなので使いやすいですよね。
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そしてこちらは玄関を入ったところの洋室で階段部分です。
板張りが渋いですね。
この階段も元々の和室の時は隠れていて、襖があり階段下が押入れになっていたんでしょうね。
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こちらの写真も同じく玄関を入ったところの洋室になります。
ここも元々は和室だったと思いますがこのように板張りにして完全に
洋室な空間になってますので全く面影がないですよね。
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そしてこの写真からが2階部分になります。
階段を上がったところです。
町家らしいかなり急な階段です。
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そして階段を上がったところの和室になります。
この押入れ部分ですが元々は吹き抜けになっていたようですし
あとから作ってある感がかなりします。
当時の建物であれば玄関とキッチン上が吹き抜けになっていてかなり
開放感があるように感じたでしょうね。
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そして奥の和室になります。
まぁここは壁は貼ってありますが、まだ普通に和室な感じですし
当時が偲ばれますね。
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そしてこの部分がキッチン上の元々吹き抜け(火袋)だったところです。
今は板張りで部屋らしくなってますし洋の空間って感じがしますよね。
そしてこの全面板張りが少し独特な感じがしておもしろいですね。
・・・という感じです。
そして、このそう大きくないテラスハウスをタイトルにある通り、1階、2階別々に泊まれるように
リノベーションします。
ミニマムな空間を上手くリノベーションしており、普通の一戸建てリノベーションとは
またひと味違った魅力的で和モダンな空間を造らせていただきます。
それではその完成した様子はまたお伝えしますのでお楽しみに。
では今日はこの辺で。
ではまた。
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