現場リポート

2016.11.26 / 現場リポート 『和風建築の木造一戸建を広いビルドインガレージを設えたおしゃれな一戸建にフルリノベーション』

こんにちは~!

すっかり寒くなってきましたね。

前回ブログを更新したのが10月10日でしたので1ヶ月以上経ってしまってます。

また、前回のブログでゲストハウスの問い合わせが増えてますと

お話ししてましたが、その傾向は顕著になってきているように感じます。

それに伴ってかどうか定かではありませんが、一戸建・マンションともに

京都市内は全般的に物件が品薄状態が続いておりますし、金額も高値の状態です。

京都の不動産については、現状少しバブルな感じになっておりますので

あまりうれしい状況ではありません。

 

そんな今日この頃ですが、前置きは短めにして早速本題に入っていきたいと思います。

今回リノベーションさせていただくのは木造2階建の一戸建です。

また、場所は京都ではなく奈良になります。

ご依頼いただいた経緯は弊社のHPをご覧いただきお問い合わせいただきました。

そしてご来社いただいてご要望や予算などをお聞きし、詳しくお話しを聞かせて

いただき、弊社でリノベーションいただけることがご確認いただけましたので

進めさせていただくことになりました。

 

京都では弊社をご存知の方も案外多いと思いますが、他の地域ではまだまだそうでも

ありませんので、このような経緯でご依頼いただけるのは大変光栄なことです。

また、リボーンキューブらしいデザインを気に入っていただいておりますので

それを全面に出しつつも、お施主様に満足いただける素敵な空間を一緒に楽しく

創らせていただければ思っております。

 

それではいつものようにビフォア写真を追ってお伝えしていきますね。

まずはこちらの写真からです。

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こちらの写真は、ご覧の通り外観の写真になります。

普通の一戸建のように見えますが、一部この写真の左の玄関奥側に
事務所として貸し出されているスペースがあります。
ですのでその部分一画だけは既存のまま残してフルリノベーション
させていただきます。
また、現在ガレージがありませんが、建物1階部分の一部を取り壊して
インナーガレージも確保させていただきます。

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そして次は、玄関から撮った写真になります。
一般的な和風の一戸建という感じの玄関です。
この当時(建物自体は築後30数年経っており、10数年前ぐらいにリフォームされたようです)
はこのように板張りの内装をするのが流行っていましたね。

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先程の写真の反対側から撮った写真になります。

玄関が南向きなので非常に明るいです。

しかし本来は居室が明るい方がうれしいですよね。

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次は水回りになります。

非常にレトロな佇まいのトイレです。

これはこれでありな感じがします。

リボーンキューブでも敢えてこの便器を使ったりもします。

もちろん今回はトイレの位置も含めて全面的に変更します。

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次は、洗面室になります。

こちらもリフォームされた時に取替されてますので比較的きれいです。

広さも充分ありますね。

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そして次は、浴室になります。

ステンレスの浴槽で在来工法のタイル貼りのお風呂になります。

シャワーもついており、これはこれで十分使えますね。

ですが、タイル貼りのこのような浴室は冬場寒いこともあり、

今回はユニットバスに取替させていただきます。

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そして次はキッチンになります。

こちらもリフォームされているため写真ではそう古く見えませんね。

ただし全体のゾーニングとして使い勝手が悪いため、キッチンの位置を

含めて全面的に見直します。

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そしてキッチンに隣接した和室になります。
キッチンでは、食事が最低限できるスペースがありますが
結構狭いために、こちらの和室をダイニングorリビングとして
使用することになるかと思います。
となると現在のライフスタイルには合わないため、ゾーニングを
見直すことになります。

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そして同じく和室の別カットです。
8帖の和室で押入れ、床の間、それに内縁もあるため
結構広く感じられます。
ですので、今回リノベーションの際にこの部屋を取り壊して
ガレージにする予定です。      
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そして2階に行ってみましょう。
2階のローカ部分です。
なんだか懐かしいような落ち着く感じです。
このローカを挟んで両側に部屋があります。

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まずは階段上がったところの個室です。
収納がある6帖の和室です。
和室も悪くないですが、ベッドなどを置くにはやはり洋室の方が
ベターですのでこちらもチェンジしますが、あまり大幅には
変更しない予定です。

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そしてその隣はこちらの洋室になります。
同じぐらいの広さで、床・壁の板張りと天井の素材が懐かしいです。
子供のころに住んでいた家がこんな設えだったように記憶してます。
こちらも洋室として、大幅には変更しませんが素材を変えて
現代的に生まれ変わらせます。

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そしてこちらが2階の二間続きの和室になります。
この当時の和室は二間続きであれば必ず欄間を取って
一部屋に使えるように設えてあります。
大人数で集まれるようにという事ですが、実際はその機会があまりなく
あっても年に数回程度なので、普段はあまり使わない部屋になったり、
物置部屋になったりで、使い勝手が悪い場合が多いようです。

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そして同じ和室を反対側から撮った写真になります。
広々しており開放感がありますね。
そして今回リノベーションさせていただく際には、
この空間を大胆にLDKに設えさせていただきます。
今までは和室としてあまり活用されてなかった空間を、
広々とした使い勝手の良いおしゃれなLDKへと変貌を
遂げさせていただきますよ。
・・・という感じです。
いかがでしょうか。
ビフォアをご覧いただきながらアフターの様子を
お聞きいただいているとワクワクしてきませんか?
それでは、実際にどのようになるかは乞うご期待いただければ幸いです。
では今日はこの辺で。
次回また間隔があくかも知れませんがご了承いただければ幸いです。
それではまた。
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2016.10.10 / 現場リポート 『既存建物の趣を活かしたローコスト京町家宿(ゲストハウス)リノベ』

おはようございます!

またまたブログがご無沙汰してしまってましたが、その間も変わらず

コツコツとやっておりました。

ブログを更新してなかった1ヶ月ほどの間にいろいろありましたが、

何といっても特筆すべきは、京都市内でゲストハウスをされたい方の

お問い合わせが増えたことです。

ここに来て急増しているように感じられます。

ゲストハウス向きの物件購入からのご相談や、すでに所有されている物件を

リノベーションしてゲストハウスを運営されたい方など様々です。

また物件購入からお考えの方は、なかなか条件に見合うよい物件がなく、

品薄状態といったところです。

その理由は、用途地域の問題などから、適用区域外という物件が大きな要因です。

もちろん許可を取らずに運営するのであれば、勝手にできますが(現在京都市内で

運営されているゲストハウスは、未許可のモノが7~8割あると言われております。)

これから運営される方は100%許可を取得し、合法的に運営されますので、

許可の取れる立地での物件確保が非常に厳しい状況になっております。

 

・・・ということで、ゲストハウスの近況報告を兼ねて、ブームとも呼べるような

状態になっておりますが、オリンピックを控え、京都という立地から考えても

仕方ないことかも知れませんね。

そして今日の本題は、まさにそのゲストハウスをリノベーションさせていただいている

物件のお話です。

ゲストハウスを運営されるお施主様よりのご依頼でリノベーションをさせて

いただいております。

タイトルにもある通り、既存建物が京町家の趣が色濃く残る味のある建物です。

なので、そのような建物だからこそ、お施主様もゲストハウス運営しようと

決断されて、リボーンキューブにご依頼いただきました。

 

それでは、いつものようにビフォア写真を追って、お伝え致しますので

早速いってみましょう!

ではまずはこちらの写真からになります。

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まずは、ご覧の写真の通り、町家と言えば「通り庭」と言っても過言ではありませんね。

この様に、玄関から奥まで土間になっており、そのあいだに台所がある状態を言います。

そしてその台所の上部は「火袋」と言って吹き抜けになってます。

これが基本的な町家のスタイルです。

この建物もその状態が残されたままになっている数少ない建物だと思います。

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そして次は、水回りから説明します。

こちらも写真をご覧いただくとお解かりいただける通り、木製の建具で

そして洗面台もタイルで作ったなんとも味のある造りになってます。

床もレトロなタイル貼りで懐かしい感じがしますね。

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そして、次は洗面奥の浴室になります。

こちらはステンレス浴槽が設置されており、少し改装されてますが
懐かしい趣の残ったお風呂って感じがします。
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そして水回り最後にご紹介するトイレになります。
元々は和式便器だったでしょうところが、改装されて洋便器になってますが、
床と壁面がタイル貼りでレトロな雰囲気が残ってますね。
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そして次は室内になります。
1階部分で、奥の間から玄関方向を撮った写真になります。
町家独特の続き間の和室です。
ガラス引き戸が昭和な感じがして懐かしいです。
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そしてこちらは先程の反対側から撮った写真になります。
この続き間のあいだにある建具を取ると一部屋としても使える作りです。
写真の右手側が階段で左手側が台所になります。
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そしてこちらも同じく1階奥の部屋から撮った写真になります。
この様に京都の町家はウナギの寝床で、窓がないため暗い部屋になってしまいますので
1階の真ん中の部屋は一日中電気をつけておかないと真っ暗になります。
なので、部屋と部屋のあいだに中庭を設けて光が入るように工夫したりされてます。
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そして一番奥の部屋から庭の方向を撮った写真になります。
こちらは吊床があり、和室らしい面影が残ってますね。
非常に町家らしい造りの和室という感じです。
                     
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そして「隠し階段」です。
この写真のような場所に階段があるため、引き戸を閉めると階段が隠れて
押入れにしか見えないため、どこに階段があるのか解らない状態になります。
これも町家らしい設えです。
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そして2階部分になります。
写真の奥の窓から「火袋」である吹き抜けが望めるため1階の台所が見下ろせます。
そして2階は全体的に天井がかなり低めです。
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そして最後は同じく2階の写真になります。
丸太の梁が見えており、屋根勾配いっぱいいっぱいに天井が取ってありますが、
それでもかなり天井が低い状態です。
窓側に行くにつれて屈まないといけない状態です。
このような建て方は、よく町家を表から見ると、窓はあるけれど2階がほとんどない状態に
見えるような建物がありますが、あの町家を中から見るとこのような状態になってます。
なので部屋としては使いにくいですね。
以上のようなビフォア状態です。
少しだけ町家の解説をしながらお伝えしました。
そして今回この京町家をコストをできるだけ抑え、その分既存をうまく活かし、
リノベーションします。
さてさてどの様に出来上がるかは、しばしお待ち下さいませ。
既存を活かしながらも、リボーンキューブらしい設えの空間に
仕上がること間違いなしですよ。
それでは今日はこの辺で。
ではまた。
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2016.09.10 / 現場リポート 『あの餃子で有名な中華料理店だった建物を、一棟まるごとおしゃれで快適な店舗兼住宅にリノベーション』

こんにちは~!

またまたずいぶん更新が空いてしまいました。

気が付くと夏が終わって秋の気配が日に日に深まって来る季節に

なってきましたね。

それにしてもこの夏は本当に暑かったですね~。

例年に増して太陽の日差しが突き刺さるような感じがしました。

みなさんはいかが思われましたでしょうか?

ですがそんな夏もピークを過ぎて朝晩も少しづつ過ごしやすく

なってきましたね。

ですが、油断しているとまた急に暑さが戻りかねないので

気を抜かない様にしないといけません。

そして少しづつ秋の気配を感じるようになる日が多くなってくるのが

楽しみですね。

ではそんな今日この頃ですが、ブログ更新が空いていた間のことを

いろいろとお伝えしないといけないような、そうでもないような

感じですが、手早くお伝えしたいと思いますので、前置きはなしにして

早速本題に入っていきたいと思います。

 

今回はタイトルの通り、餃子と言えば・・・で超有名なあの中華料理店だった

あとをリノベーションさせていただきました。

ご想像の通りビフォアはかなり気合の入った状態です。

特に油でこてこてなのは言うまでもありません。

また今回は住宅だけでなく、店舗も造らせていただきます。

ですので住居の方は少し前に工事が終わってますが、店舗が

まだ完了してませんでしたのでお伝えしておりませんでした。

また何の店舗かと申しますと、美容室ではなく、理容室です。

現状からは全く想像できないかっこいい空間を造らせていただく予定です。

その様子は少し先になりますが、まずはいつものようにビフォアを

ご覧いただきながらお伝えしたいと思いますので早速いってみましょう!

ではまずはこちらの写真からです。

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まずは、建物の外観写真からです。

どうでしょうか。

まさにあのお店って感じでしょ。

今にも「ソウハンイーガー!」って声が聞こえてきそうですね。

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そして次は1階の店舗部分です。

カウンターだけになります。
椅子が固定式でいかにって感じがしますよね。
そして結構奥行きがあります。    
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次は厨房内です。
いつも思いますが写真で見ると実際よりもきれいに写りますね。
実際は閉店してしばらく経ってますがかなり油ギッシュでしたよ。
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そして2階は小上がりになった客席です。
こちらも写真で見るとすぐにでも使えそうな感じがしますが
実際はかなり汚い状態です。
また、建物の構造は鉄骨造りで壁がないのであまり広く感じないかも
知れませんが延べ面積は結構広いんです。
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そして同じく2階の写真になります。
先程の反対側を撮った写真になります。

小上がりと料理を上げる用のエレベーターがあります。

細長いですが結構広いです。
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そして2階奥にあるトイレです。
こちらもかなり汚い感じです。
飲食店のトイレって感じで全く飾り気がないですね。
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そしてトイレを出たところにある手洗いです。
年季の入った感じがします。
そしてもちろん店舗ですので浴室はありません。
                  
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そして先程手洗いの奥の扉を出たところにある階段です。
屋上に上がれるようになってます。
この階段があるために1階の裏庭が真っ暗ですごくイメージが悪いんです。
そこもリノベーションの際に改善する点ですね。
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そしてこちらが屋上になります。
排気口や業務用エアコンの室外機そしてバックヤードの倉庫など
所狭しとかなりいろいろ設置されてます。
そして屋上の防水も切れており、雨が降ると排水が詰まっているため
プール状態になって階下に雨漏りも発生してます。
これらのいろいろ設置物を全て撤去する予定です。
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そして最後は同じく看板として設置されていた掲示板ですが、錆もかなり
きており、これらも全て撤去します。
また屋上は屋上でも手摺りがないメンテナンスとこれらの設置物用の
屋上なのでリノベーションの際に登れないようにしたいと思っています。
そして全て撤去してスッキリしたいと思います。
以上のような状態です。
ほんと何度も言って申し訳ありませんが、写真で見ると
そう汚くなく少し手入れをすれば十分使えそうな感じもしますが
実際はかなり状態が悪いです。
また普通の家ではなく、飲食店の中でも中華料理屋さんという
普通よりも油ギッシュな業種ですので、ほんとすごいんです。
ですが、この状態がリノベーションすれば、ここまで変わるのかと
驚きの変貌を遂げますので、ぜひお楽しみにしていて下さいね。
それではそのアフターの様子はいずれお伝え致しますので
少々お待ち下さいませ。
では今日はこの辺で。
ではまた。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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2016.07.18 / 現場リポート 『ベッドタウン高の原で、こだわりのオーダーキッチンが映える広々1LDKマンションリノベ』

こんにちは~!

またまた久しぶりの更新です。

前回の更新が1ヶ月前ですので、基本的に1ヶ月に1回ペースで更新すれば

久しぶりではなくて普通のペースということになりますね。

なんだかよくわからない理屈を言ってますが、そんな感じで

ゆる~く更新させていただいております。

 

ところで、このところ中古物件を購入いただきリノベーションさせていただく

お客様のための物件探しをしていて、リノベーションを始めた頃とは

全く市場が変わったなぁ~と痛感します。

あの頃はバブル後で不動産がダブついており、中古物件は一戸建・マンションとも

市場に比較的手ごろな価格で豊富にありました。

特にリノベーション向きな物件となると築年数が20~30年経った物件でしたので

どちらかいうとあまり見向きもされないというような感じでした。

なのでお客様に比較的安価な価格で購入いただくことができましたし、

選んでいただく余裕もありました。

しかし現在は本当に物件が少なく、築年数の古さに関係なく、手ごろな価格の物件が

売出しされるとすぐに決めないと売れてしまいます。

場合によっては不動産業者が購入して再販するケースも多々見受けられます。

 

中古物件市場がそれだけ活況を呈しているということはよいことなんでしょうが、

実際はどうなのかぁ~という感じがします。

実需だけではなく、投機的な部分がかなりあると思いますので、結果的に

不動産価格が吊り上がっている感が否めません。

ですので今後も不動産市場の動向をしっかりと見極めながら、できるだけ適正な

価格の物件をお客様にご紹介をしていきたいと思っております。

また以上のようなことから、なかなか物件が見つからずお客様にご紹介出来ない

ケースが多々ありますが長い目でお付き合いいただければと思います。

 

以上のように最近、とみに感じたことをお伝えしました。

それでは前置きはこれぐらいにして本題に入っていきたいと思います。

今回はマンションのリノベーションになります。

今回手掛けさせていただくマンションですが、築年数が28年経過してますが、

いままでにこのように大規模なリノベーションをこのマンションでされた前例がなく

管理組合様を始め、マンションの住人の方々にご迷惑をお掛けしましたが、

なんとかご理解いただきながら工事を進めさせていただくことができました。

このような側面から言えばリノベーションはまだまだマイナーということになりますね。

 

それではいつものようにビフォアの写真を追ってお伝えします。

今回のお施主様はご自分で物件をご購入されましたのでリノベーションから

お手伝いさせていただきました。

それでは、まずはこちらの写真からです。

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玄関部分になります。

今回リノベーションさせていただくお部屋は1階で専有面積が77㎡ありますが玄関はかなりミニマムですね。

できればもう少し余裕が欲しいですよね。

今回この広い専有面積ながら1LDKにリノベーションさせていただきますので玄関部分も余裕の広さに設えさせていただきます。

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次にご紹介するのはこちらの洋室になります。

いつもながらこの辺は写真に撮ると特にコメントしにくい
一般的な室内という感じです。
強いて言うならこのままでも十分使えるお部屋ではないでしょうか。
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そしてこちらの写真も同じくもうひとつの洋室になります。
先程の部屋と違う部屋ですが、内装などほぼ同じなので一緒のように
感じられます。
専有面積が広いのでこのようにいくつもお部屋があります。
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そして次はトレイになります。
便器も今風な感じですっきりしてますね。
クロスやPタイルなどを貼り直せば十分使える感じがします。
ですがトイレもこだわりの空間としてリボーンさせていただきますよ。
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次は洗面になります。
洗面台やクロスなど少しくたびれてますが広さや雰囲気は
このままで良さそうにも感じられます。
小窓もあって換気もできるのがいいですね。
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そしてこちらが浴室になります。
ユニットバスで一般的な感じなんですが、壁のタイルがカラータイルに
なっているのが少し遊び心を感じさせます。
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そしてこちらがリビングになります。
キッチンと和室と洋室とにそれぞれゾーニングされているのが逆に
使いづらそうに感じますがいかがでしょうか。
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そしてリビングのバルコニー方向を撮った写真になります。
今回お部屋が1階部分になりますのでマンションによっては陽当たりがあまり良くない場合が
ありますが、こちらはすごく陽当たりがよくて明るいお部屋ですよね。
そしてやはりこのゾーニングであれば、和室がない方が広いリビングが取れて
もっと明るく広々と感じられるようになると思います。
なので今回かなり広いLDKが確保できますし出来上がりが楽しみです。
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そして最後はキッチンになります。
このようにキッチンスペースを隔離するような感じでゾーニングするのが
流行った時期がありました。
雑然としたキッチンを見せたくない方には好評だったと思いますが、
そうすることで余計に雑然とするのと、モノがいろいろと増えていくために
仕切っていることで狭苦しく感じるため今ではあまり人気がありませんね。
・・・という感じの現状です。
いつもながらビフォアはいたって普通ですし、これがリノベーションでこんなに変わるの?!
といつも出来上がりをご覧いただき思われる方がほとんどです。
そして同じ位置から撮った写真を見比べても同じところから撮ったのかどうかが
全く分からないくらいに生まれ変わって見違えるようになります。
そしてそれがリノベーションの魅力ですよね!
ということで今回も出来上がりが非常に楽しみなリノベーションです。
それとタイトルの通り、お施主様がこだわりのオーダーキッチンを採用されてます。
今までリノベーションを数多く手掛けてきましたが、結果的にご予算の関係などで
オーダーキッチンを断念してきたため、今回が初めての本格的なオーダーキッチン
を採用した作品になります。
そちらも仕上がりがとても楽しみです。
では完成後はもう少し先になりますのでお楽しみにしていてくださいね。
では今日はこの辺で。
ではまた。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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2016.06.18 / 現場リポート 『メゾネットの大空間を活かしたネコと暮らすコロニアルテイストのマンションリノベ』

こんにちは~!

いつものようにブログが空きがちですが久々に更新します。
どうしてもFacebookTwitterの方が更新しやすいのでブログが
疎かになってしまいがちですね。
・・・と言い訳しつつ進めてまいります。
ところで最近、建築系でおしゃれな住まいやリノベーション作品
そしてインテリアなどを無料で紹介するサイトが増えましたね。
メジャーなところでは、HomifyHouzzLimiaHousyiemo
などでしょうか。
そしてまた最近HouseNoteというサイトが新しく出来て、弊社も
参加させていただいております。
どのサイトもそれぞれに独自の視点で作り込みがしっかりしており、
掲載されている作品も非常に多く、インテリアなどの情報も満載なので、
その中から弊社の作品にたどり着いていただくのは至難の業かと思いま
すが、見ているだけで楽しいので、またご覧いただける機会があれば、
ぜひそれぞれのサイトをチェックしてみて下さいね。
それから詳しくお話しできないのが残念ですが、新しい試みを模索している
最中で、なかなか具体的なカタチにならないためもどかしいところです。
ですが何事にもタイミングがあると思いますので、ここはグッと堪えて皆さんに
お伝えできる日が早く来るのを楽しみにしておりますので、その時が来ましたら
またご報告させていただきますね。
それからタイムリーなのでお知らせします。
6月14日(火)にリライフプラスVol,21が発売されました。
今回ももちろん弊社の作品‟bolge”を「リノベでSOHO」という企画で
取材いただいてます。
今回は奥様がカメラマンで、その仕事場兼書斎としてお使いいただく
スペースを確保しました。
すっごくおしゃれにお住まいいただいている様子と共にお伝えして
ますのでぜひご覧下さいね。
それからこの号からリライフプラスが季刊誌になったということです。
知らなかったのですが今までは季刊誌ではなく年間で3冊が目途で
発行されていたようです。
この出版不況と言われる時に発行回数が増えるということはそれだけ
皆様に支持されているということですので本当にうれしいです。
そしてそんな中、今回の企画で「おすすめリノベ会社50社」というのがあり、
弊社もそのおすすめリノベ会社として取り上げていただいております。
またその50社ですが全て同じページ数で紹介されているのではなく
2ページ使って紹介されている会社もあれば、1/2ページで紹介されて
いる会社もあります。
そして弊社はなんとドド~ンと2ページに渡りご紹介いただいております。
リノベーション専門誌でこのようにご紹介いただけているのは本当に
うれしい限りです。
これからも奢らず真摯にお客様と共によい作品を創っていくようにしたいと
これを機に気の引き締まる思いです。
ですのでぜひ今号のリライフプラスをご覧いただければ幸いです。
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・・・ということでお知らせしたいことは一通りお話ししましたので
本題に入っていきたいと思います。
今回はマンションには珍しいメゾネットタイプになります。
実はこのマンションも前々からリノベしたいと狙っておりました。
そして今回お施主様にご紹介して気に入っていただけましたのでリノベさせて
いただけることになりました。
リノベしたいと思って狙っていても物件の出るタイミングとお施主様が
お探しになっているタイミングとが合致しないといけませんので、こうして
タイミングがあいリノベさせていただけるのは本当にありがたいことです。
ということから、今回も物件のご紹介からお手伝いさせていただきました。
それではいつものようにビフォア写真を追ってご説明させていただきますね。
ではまずはこちらの写真からになります。
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玄関部分になります。
この分だけ見ると普通のマンションという感じです。
あまりメゾネット感はありませんね。
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そして玄関と同じ階にはこのように部屋があります。
ですが、マンションなので玄関がある階が1階ではなく2階になり、2階と
3階のメゾネットになるために窓からの景色がこのような感じになります。
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その隣の部屋もほぼ同じ感じの洋室になります。
こうして2階(玄関階)部分に同じ部屋が2室あります。
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そしてこちらは階段を上がった3階のLDKから階段方向を撮ってます。
少し判りづらいと思いますが左の奥がその階段があるところです。
また、右手の部屋は写真を撮っているところがLDKなので
LDK横の洋室になります。
ご覧の通り先程の下階の洋室と同じような造りですね。
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そして今ご説明した洋室になります。

ルーバーの収納扉はまだ使えそうな感じですが床のカーペットと

壁と天井のクロスは結構年季が入ってだいぶ前に替え時になって

いるようで年季が入った感じに見えます。

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そして次は水回りになります。
水回りはLDKと同じ上階になります。
まずはトイレからです。
こちらも古いマンションなどに見受けられる角付タンクの
便器になります。
リノベーションの場合に敢えてレトロ感を出すため、この
タイプの便器を採用することもありますがこちらはもちろん
古いからですね。
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そして次は洗面になります。
こちらも古いマンションでは一般的なレイアウトというか
特にコメントすることがない感じです。
全体に古いので今回のリノベの際に全て入れ替えということになります。
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そして次は浴室になります。
こちらもかなり年季が入ってますね。
水回りはヘビロテで使うために痛みも激しいですし
これらがキレイにならないと気持ちよくお住まいいただけませんよね。
ですのでもちろん全て入れ替えます。
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そして階段部分になります。
写真右奥にチラッと見えているのが洗面室です。
普通のマンションにはない空間です。
この階段を下りると先程の玄関があり、洋室が2室あります。
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そしてこちらがLDKになります。
少しキッチンのあたりが独特のレイアウトですね。
やはりこの年代はキッチンを隠すというのが主流だったんでしょうか。
そんなゾーニングになってますね。
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そしてこちらがキッチン部分になります。
ホーロー製のキッチンのようです。
床の赤いPタイルが斬新ですね。
キッチン自体はこの年代ならではな感じです。
・・・というような現状です。
こちらをタイトルの通りネコと暮らすコロニアルスタイルの
素敵な空間へとリノベさせていただきます。
それではその様子は少し先になりますのでお楽しみに。
では今日はこの辺で。
ではまた。
リノベーション = Re:BORN cube
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