その他施工実例

2019.03.18 / その他施工実例 小窓でバスルームを明るく

■物件概要/1979年新築(築後27年)・京都市左京区高野・東大路高野公団・部分リノベーション(バスルーム全面リノベーション)

 

■主要各部仕上および素材/サニタリールーム部分壁面:スケルトン(一部PB下地)AEP塗装仕上・天井:スケルトンAEP塗装仕上・浴室部分壁面:100角タイル貼り・天井:バスリブ仕上・浴槽、洗面台:INAX製・便器:既存利用・浴室入口建具:透明ガラス入アルミ框・バスルーム入口建具:シナオスモカラー塗装仕上

 

■リノベーション期間/約1.0ヶ月(解体工事期間含む)

2019.03.18 / その他施工実例 愛犬達と快適に暮らすモダンな空間

今回のお施主様との出会いは、弊社のリノベーション賃貸物件のお問い合わせを頂いた事がキッカケでした。たまたま空室がなかったため、どの様なお部屋をお探しか詳しくお伺いしたところ、いわゆるデザナーズ賃貸を探しているとの事でした。
まだまだデザイナーズ賃貸そのものが数少ないと言う実情もあり、何気なく中古マンションをご購入されてお好みのリノベーションをされてはいかがですか?とその時にオススメさせて頂きました。その時はそのまま会話が流れて行き・・・後日いくつかのデザイナーズ賃貸をご紹介させて頂きご案内させて頂きました。また、お施主様ご自身でも色々と物件を当たられましたが、良さそうな物件があっても家賃が割高だったり、手狭だったり、デザインそのものがしっくりこなかったり・・・でなかなかご希望に見合うものがありませんでした。また賃貸を決められる上で最大のネックとなったのは2匹の愛犬達でした。

 

その様な紆余曲折の中でそう言えば・・・と言う事で最初にオススメさせて頂いた「中古購入×リノベ」のお話しを思い返して頂き、やっぱり賃貸はヤメて購入にします!とご連絡下さったので、思い切ってその方向で進めて頂く事になりました。ペットの飼育がOKで、勤務先にも近くて、70m2以上の広さで、と言うご要望に見合いそうな物件を古いものから新しいものまで色々とご紹介させて頂く中で、たまたま気に入って頂けたのが今回のお部屋でした。しかし、ご紹介させて頂いた物件の中でも築3年と最も新しく、価格もそれに見合ったものだったため、リノベーションには不向きな?さすがに全面リノベーションするにはロスが多いと感じられる物件でした。そこで、他の居室やキッチン・バスルーム等の水回りには手を加えず、空間として最もこだわりを持っておられたリビングルームのみを、和室を取り払った広いワンルーム空間にすると言う、部分的ではありますが、お施主様のこだわりを凝縮したリノベーションをさせて頂く事になりました。

 

リノベーションにあたってのご要望は、大人っぽいモダンな空間で大画面スクリーンの映像(プロジェクター映像)を楽しみたいと言う事でした。あともうひとつは、やんちゃな愛犬のフレンチブルドッグのためのゲージスペースを、家具との違和感が無い様に作りたいと言う事でした。(ペットショップに行かれてもなかなかスッキリとしたデザインのものが無い様です・・・。)
デザイン的にはリボーンキューブの定番でもあるアッパー間接照明入りのローシェルフを壁面に配して空間にさらに広がりを作り、そのローシェルフの延長線上にさりげなく?ゲージスペースを設けました。またバルコニーが比較的広めだったため、ウッドデッキにする事でさらにリビングに広がりが感じられる様にしました。そして床材に幅広で木目が綺麗なダークカラーのブラックウォールナットにする事でより大人っぽい空間を演出しました。照明に照らされて浮かび上がるウォールナットの木目が本当にカッコいい仕上がりになりました。

 

今回の作品名は、お部屋のイメージには直接的には関係はないのですが、彼等のためにわざわざご購入に踏み切られた?そのキッカケになった・・・と言っても過言ではない愛犬達(フレンチブルドッグ=ブッチ & マルチーズ=チボリ)にちなんで、また部屋じゅうのあちこちを囓ってまわらない様に願いを込めて・・・その頭文字からネーミングさせて頂きました。

 

■物件概要/2005年新築(築後3年)・京都市右京区西京極河原町・区分所有マンション・部分リノベーション(リビングルーム全面リノベーション)

 

■主要各部仕上および素材/天井:スケルトンAEP塗装仕上・壁面:PB下地AEP塗装仕上・床:無垢ブラックウォルナットフローリングオイルフィニッシュ仕上・建具:シナOSCL塗装仕上・造作家具:シナOSCL塗装仕上・ウッドテラス:SPF材防腐塗装仕上・その他:格納式カウンターテーブル制作

 

■リノベーション期間/約0.8ヶ月(解体工事期間含む)

2019.03.18 / その他施工実例 キッチンの位置を大幅に変更してリビングを快適空間に

今回のお施主様は当初リノベーション前提での中古物件探しからさせていただいておりましたが、たまたまお施主様がご自身で物件を見つけられ一目惚れされたようなかたちで購入されました。従いましてそのような状態での購入のため、当初のリノベーション前提での物件価格を大幅に上回る金額で購入されたため、リノベーションの予算が大幅に絞られたのでその範囲内で最大限できることを前提にさせていただくことになりました。

 

その内容は、お施主様が一番ネックと思われていたリビングにある和室をなくし、リビングを一体にすることで明るく広く使いやすい空間にするようにさせていただくことでした。またその他にさせていただいたことは、玄関のシューズボックスを大型にさせていただくことと、寝室の床を敷詰めのカーペットからリビングと同じ無垢フローリングにさせていただくことです。

 

もちろん予算が許せば全体を、とお考えにもなられましたがやはり浴室や洗面等々の水回りを含めると予算が跳ね上がるために時期をみて段階的にされるということになりました。幸い築年数の浅い物件でしたので水回りもきれいにお使いでしたし、すぐに取り替えが必要というレベルではなかったことも一因としてございます。

 

なのであくまでリビングを快適にお使いいただけるための空間にゾーニングすると言うことが今回のリノベーションの最大のテーマでした。そうしたところこの築年数のマンションには珍しく、リビングの中央部分を貫くように上下にキッチンの雑排水を流すためのパイプスペースが通っていることが判明しました。なのでキッチンの位置を大幅に変更することをせずにそのパイプスペースを前提にゾーニングさせていただきました。

 

またお施主様のご要望でリビングにベッドも置けるようにして、なおかつ収納も確保したいと言うことでしたので、オープンな可動棚にし、可動棚を上部に移動していただければ、棚のなくなった下部にベッドが置けるというような設えにさせていただきました。また別に出来るだけ大きな収納を取りたいと言うご要望もありましたので、リビングを入ったところに扉付の収納を造らせていただきました。

 

そしてキッチンはかなりお施主様のこだわりが詰まった場所で、当初一般的なシステムキッチンや元々あったキッチンを使うことも視野に入れて検討しましたが、シンプルな業務用キッチンを特注することにして下部をフリーでお施主様のお好みで広く使えるようにさせていただきました。またガスコンロもいろいろな種類のものを検討された結果、少し高価ですが機能的でかつスッキリしたデザインのものを選ばれました。

 

そして何と言っても一番はモザイクタイルをキッチン面には全面張り、居室面には一部だけ張るというお施主様のこだわりがかわいい感じの仕上がりに一役を担っています。ということで今回は部分リノベーションにはなりましたが、掛けられる費用を一番されたいところに集中して使って頂くことでリボーンキューブテイストを盛り込んだ効果なリノベーションをすることができました。

 

そして最後に今回ネーミングさせていただいた“mignon”はフランス語で「すてきな、すばらしい、かわいい」と言うような意味があり、まさに今回のリノベーションに相応しい名前だと思いつけさせていただきました。

 

今回リノベーション頂いた空間をお施主様のお好みにかわいく素敵にお使い頂けるのが目に浮かぶ作品になりました。

 

■物件概要/1996年新築(築後14年)・京都市中京区・個人邸リノベーション・延面積52.21m2 うちリビング部分約30m2・構造:RC造10階建8階部分

 

■主要各部仕上および素材/天井:スケルトンの上AEP塗装仕上・壁:PBの上AEP塗装仕上・リビングおよび寝室床面:オーク無垢フローリング(オスモ塗装仕上)・大型シューズボックス・クローゼット建具:シナOSCL塗装仕上・キッチン:モザイクタイル張り、業務用ステンレスキッチン・キッチン水栓:TOTO製等

 

■リノベーション期間/約1ヶ月(解体工事期間含む)

2019.03.18 / その他施工実例 レトロなマンションのリビングと水回りに絞った こだわりの部分リノベーション

今回の案件も中古物件のご紹介からリノベーションまでの全てをお手伝いさせて頂きました。また、今回は遠く北海道からのお問い合わせで、数ヶ月にわたるメールでの物件のご紹介からご成約に辿り着きました。そう言う流れでしたので、現地内覧に際しても京都にいらっしゃるパートナーの方にお出で頂いたのみで、ご本人さまには直接ご覧頂かないままご契約へと至りました。(ご契約に際してもパートナーの方に代理人になって頂く形で進めさせて頂きました。)とは言え周囲に高い建物が一切ない11階建マンションの南西角部屋7階住戸と言うことで、大文字をはじめとした抜群の眺望と陽当たり&通風のあるお部屋でしたので自信をもってオススメすることができました!(築年数はそこそこ古めでしたが、広さに比して価格の方がかなりリーズナブルだった点もオススメでした。)

 

リノベーションに際しては当初の予定よりも物件購入の方のご予算が上回ったため(本来はもう少し小さめのサイズで、そのぶん価格帯も低めの物件をお考えでした)、その点を相殺するべく予算を抑えたリノベーションプランを検討しました。そうは言うものの現状のお部屋は浴室こそ比較的新しいめでしたが、今まであまり本格的にリフォームなどの手を入れられたことがない状況だったのと且つ65m²とそこそこの広さがあったため、全体的にまんべんなくと考えると早々に予算不足に陥ってしまいますので、それほど傷んでいなかった和室ふた部屋と十分に使えそうだった浴室は基本そのまま残す形で「部分リノベーション」して行く方向でプランを固めて行きました。

 

このためゾーニングはそのままでキッチンおよび洗面まわり、そしてリビングを中心にお客さまのご要望を落とし込んだプランニングをご提案させて頂きました。ちなみにリノベーションの打ち合わせにつきましても、ご契約の後しばらく経ってから物件の確認のためと売主さんとの取り引き(残金決済)のために京都にお越し頂いた以外は、メールでのデータのやり取りと質疑応答によって打ち合わせをさせて頂きました。(そう言う意味では同様に遠方にいらっしゃって京都で「中古購入×リノベ」をお考えの皆さまにはご参考にして頂けるのではないかと思います。)

 

また、その他にもコストを抑える方法として壁や天井の仕上げをクロス貼り替えのみで収めたり(DIYにてご自身で塗装される下地としてウッドチップ入りの壁紙を使用させて頂きました)、細かな点ですが棚板なども同様にご自身で塗装して頂くこととして無塗装でお渡しさせて頂きました。ただ、リビングのフローリングには強いこだわりを持っておられましたので、そこそこ値は張りましたが、以前より“リノベーションの折には是非これを使いたい!”と、思いを温めて来られた「ニセアカシア」と言う木材の無垢フローリングを使わせて頂きました!

 

こうして部分的ながら手を掛けたところには妥協なくお客さまの思いを詰め込んだリノベーション空間が誕生したのでした!また、作品名は今回もお客さまからの提供で、当初よりこだわりをお持ちだったフローリング材の「ニセアカシア」によせて、この木材が“蜜源植物”であること、そして今回のリノベーションにおけるメイン素材であるステンレスとフロストガラスがそれぞれ“蜜絞り機”と“蜜瓶”を彷彿とさせることから「HATIMITU」とネーミングされました。どちらかと言うとエッジの効いたデザインイメージからするとギャップを感じる部分もありますが、そのギャップが良い意味で今回のリノベーション空間そのものを現している様に思いますので、そう考えるとまさにピッタリのネーミングではないかと思います!

 

■物件概要/1976年9月新築(築後37年)・京都市上京区堀川通寺之内上る東入扇町・区分所有マンション・個人住宅部分リノベーション・施行床面積約37.2m²・構造:SRC造11階建

 

■主要各部仕上および素材/壁面、天井仕上:ルナファーザー(ウッドチップ入壁紙)クロス貼り仕上(和室2室は珪藻土クロス)・床仕上:無垢ニセアカシアフローリングオスモオイル塗布仕上・浴室:既存利用・洗面室、WC:ワンルーム化の上TOTO壁付洗面ボウルおよび便器取付の上床Pタイル貼り仕上(内部一部壁面ホーロー貼り仕上)・玄関:Pタイル貼り仕上・棚板:シナ(施主により塗装)・キッチン:全面SUS貼りの上オリジナルダブルシンクL型キッチン設置(業務用特注キッチン使用)、床Pタイル仕上・その他:洗面室まわりタイルおよびテンパーガラス貼り仕上・給湯機交換・和室押入内部改造の上ハンガーパイプ取付

 

■リノベーション期間/約1ヶ月(解体工事期間含む)

2019.03.15 / その他施工実例 築後40年の一戸建てを大きなルーフバルコニーで開放的に

築後40年とかなり古い鉄骨造りの建物を1棟全てリノベーションしました。
はじめ建物を目視したときには、ほとんど手入れをされていないこともあり、雨漏りがひどく躯体を含めて錆が建物全体に廻っており再生するのは不可能ではと言うのが率直な感想でした。
その後、建物の一部を壊し躯体等の主要部分を確認しましたら、それほど状態が悪くない事が判明し、お客様と打ち合わせの上、躯体の補強をした上でリノベーションをすることになりました。
リノベーションする上でのポイントとして、現況が鉄のサッシでかなりガタがきておりましたが再生すれば味が出ると感じており、お客様はあまり乗り気ではありませんでしたがこちらの意向を受け入れていただき、そのまま生かす方向で考えていただきました。
また、これはお客様からのご要望もあり、この建物を再生する上で一番のポイントである4階部分のルーフバルコニーからの眺望を生かすことを大前提でリノベーションすることになりました。
この上記の2点が今回リノベーションする上での最大の特徴です。
あとはリノベーションする箇所が多い事もあり、出来るだけシンプルに仕上げて費用がかさまないように考慮しました。
このようにして大変眺望の良い部屋と一体になった大きなルーフバルコニーを持つ今回の「VISTA VISTA」が誕生しました。

 

■物件概要/1965年新築(築40年)・京都市左京区鹿ヶ谷・一棟ビルを個人住宅にリノベーション・床面積94.63m2・構造:鉄骨造

 

■主要各部仕上および素材/壁面、天井:PB下地AEP塗装仕上[リビング・ダイニング]床材:オーク無垢フローリング・収納家具および建具:シナフラッシュ0S/CL塗装仕上(1階書斎および4階の収納、建具とも)・天井:PB下地AEP塗装仕上[和室]床:黒目縁無畳[主寝室]床材:チーク無垢フローリング[屋上テラス]床材:チーク無垢フローリング(防腐塗装仕上)・バスルーム:洗面台、バスともに造付のうえ床、壁面200角タイル貼り・玄関:モザイクタイル貼り・玄関ドア:スチール黒革クリア仕上・キッチン:松下電工システムキッチン(人大トップ、IH式3口コンロ、魚焼グリル、食洗機付)、ステンレス製レンジフード[全室]照明器具一式(ダウンライト及び間接照明)

 

■リノベーション期間/約2ヶ月(解体工事期間含む)