Topics
2017.09.07 / 現場リポート 『華奢なアイアンが引き立つラスティックテイストなマンションリノベ』
こんにちは~!
9月に入り、すっかり秋めいて朝晩が本当に過ごしやすくなりましたね。
このまま暑くならずに段々と秋が深まっていくんでしょうか?
それなら、例年よりも早く秋めいて来そうですね。
それでは、今回も前置きはなしにして早速本題に入りたいと思います。
今回はマンションのフルリノベーションになります。
また、今回も物件のご購入からリノベーションまでの全てをお手伝いさせていただきました。
それでは、いつものようにビフォア写真を追ってお伝えしていきます。
ご覧の通り、玄関からリビング方向を撮った写真になります。
写真の一番奥が、リビングになります。
また、今回のマンションは専有面積が72㎡なので広い方です。
そして、現状の間取りは3LDKタイプですので、真ん中を通るローカが少し長く感じられますね。
約6帖ほどの広さです。
特にコメントすることはありませんが、ほんとに一般的な
タイプのお部屋です。
出窓になっているのが唯一いい感じです。
こちらも洋室ですが、物置にお使いになってますね。
どうしても物が増えるので、使わない部屋はこのように荷物置き場になってしまいがちです。
まさに、必要にして十分の広さと設備です。
ただし全く個性は感じられません。
どこのマンションでも、本当に同じ感じですよね。
こちらも洗面台のグレードこそまちまちですが、あとはどのマンションも
ほんと同じような作りです。
まぁ諸事情により、仕方ないんでしょうね。
一応分譲マンションですが、あまりよい仕様のユニットバスではないですね。
どちらか言うと少し廉価なユニットバスです。
このマンションは建築年月日が平成10年ですので、まだ19年しか経ってないため
もう少しいいグレードのものもいろいろあったと思いますが、
こちらも諸事情によって仕方ないんでしょうね。
ドアドアドアという感じで、ローカに面してドアがたくさんありますね。
しかも微妙にドアの高さとドア開口が揃ってないため、落ち着きません。
本来、もう少し壁面がある方が、ローカとしても落ち着くでしょうね。
ベッドを置かれてますので、本来であれば、洋室の方が
使いやすそうです。
ほんと無理やりLDKに和室をゾーニングするのは止めた方がいいですよね。
こうして見るとやはり和室の必要性が無いように思います。
洋室の方がLDKとの一体感もあり、よいと思いますが、実際このように和室に
なっている方がよいと思られる方は、どれくらいおられるんでしょうね?
少なくとも弊社でリノベーションを希望されるお客様は100%、洋室の方が
よいと思われてます。
キッチン部分を壁で囲ったタイプです。
写真の通り、キッチン前のスペースが狭くて非常に使いづらそうですね。
せっかく72㎡も専有面積があるのに、キッチンがかなりせせこましく感じます。
しかも、L型なのでデッドスペースも増えて余計に使いづらそうです。
このように住戸毎に区切ってあり、専用で使えるようになっているのはいいですね。
なので、マンションですが、敢えて1階を選ばれる方も多いんです。
以上のようなビフォアになります。
この状態をお施主様がご希望されているアイアンを使ったラスティックな空間に
リノベーションさせていただきます。
最近、今回ご希望されているような、木とアイアンとコンクリートというような
シンプルな素材を使い、あまり造り込み過ぎずに荒い感じで仕上げるテイストを
好まれる方が増えてます。
リノベーションに最適なテイストですよね。
それでは、リノベーション後がどのようにラスティックな感じに仕上がったのかは
完成写真をお楽しみにしていただければと思います。
では、今日はこの辺で。
ではまた。
よろしければ、いつものようにこちらをクリックご協力お願いします!
2017.08.26 / 現場リポート 『ヴィンテージ家具が似合う鉄骨造3階建一戸建リノベ』
こんにちは~!
残暑厳しいですが、夏バテせずに元気でお過ごしでしょうか。
いよいよ8月も残り少なくなってきましたね。
そして今年の夏も終わりが近づいてきたようです。
思い残すことの無いように過ごしたいですね。
ところで、本ブログですが、まだ遅れを取り戻せてませんので
前置きはなしにして早速本題に入らせていただきたいと思います!
今回は、タイトルの通り、鉄骨造3階建建物のリノベーションです。
また、今回のお施主様は、物件の購入からご相談いただき、購入から
リノベーションまでの全てをお手伝いさせていただきました。
それでは、いつものようにビフォア写真を追って、お伝えしていきますので
最後まで、よろしくお願いします。
ではまずは、外観からになります。
ご覧の通り、外観的には、まだまだきれいな鉄骨造3階建です。
築年も平成で、現在築後20年ですし、比較的新しい方です。
そのため、外観はほぼこのままを採用させていただきます。
元々1階で接骨院をされており、2階からがご自宅だった建物です。
今回のお施主様は、ご商売はされないため、完全に住居として
フルリノベーションさせていただきます。
そのため、このファサード部分はイメージがだいぶ変わる予定です。
飲食店ではないので、汚れ具合がやはりだいぶましです。
写真右手の窓のようなところが受付って感じですね。
こうして見ると、やはり鉄骨の建物は木造とは違って、柱や壁がなくていいので
広く感じられます。
これが、鉄骨建物の利点ですよね。
その前にこちらが1階の階段部分で鉄骨製になります。
この様な場合、階段が急な勾配でなく、取付位置も問題なければ、コストも鑑みて
そのまま採用することが多いです。
ですが、今回はイメージ的に木の質感があう空間のため、取り換える予定です。
こちらは表側の部屋を撮った写真です。
特にこれという説明をするところはないのですが、今回鉄骨造の建物なので
1階と2階部分は、天井を剥がして鉄骨躯体をむき出しで仕上げる場合もありますが、
今回はイメージ的に違うため、天井がある状態で仕上げる予定です。
奥にキッチンが見えるので、2階から住居スペースでLDKということですね。
ですが、この写真からだとキッチンが奥まった感じで
少し使いにくそうなレイアウトに思えます。
全面タイル張りでしっかりとキッチンスペースが取ってありますね。
吊戸棚もかなり多めな感じです。
たぶんこのスペースにテーブルを置いて食事もされたんでしょうね。
そうなるとかなり窮屈な感じがします。
いつものように可もなく不可もなく、必要最低限のスペースと機能といった感じです。
使用するにはこれで充分ですがなんか残念です。
こちらもほんとお約束のように、洗面台がデンと置いてあります。
トイレと同じく機能的にはこれでいいんでしょうけれど、
どの家も全く一緒なので、ほんとに楽しくないですね。
ご覧の様にユニットバスですね。
ただ、浴槽がピンクで、あとはホワイトに色が混じったような壁面と
床面がベージュという非常に気持ちの悪い配色です。
このような中間色が混じると締りがない印象になりますね。
3階には大小3部屋あり、その内で一番大きな部屋になります。
そしてこちらは、ご覧通りフローリングの洋室です。
真ん中に部屋が間仕切れるようにアコーデオンカーテンがありますが、
実際これを使って部屋を仕切られることがあったんでしょうか?
どうなんでしょうね。
写真の引き戸の向こう側にも小さな洋室があります。
また、3階なのでどの部屋も明るく感じられますね。
遮るものがないので、窓があると陽が燦々と差すからでしょうね。
裏側には小さなバルコニーがありますね。
風も通るので、洗濯物がよく乾きそうです。
ただ、和室なので干すときにいちいち内障子を開けないといけないのが
少し面倒な気がします。
以上のような感じです。
この建物を今回タイトルにある通り、ヴィンテージ家具が似合う空間に
リノベーションさせていただきます。
さて、どのようなイメージに一新されるんでしょうね。
楽しみでなりません。
では、またアフターは完成後にHPにアップしますので、そちらをお楽しみいただくとして
今回はこれで終わらせていただきたいと思います。
では、また。
いつものようにこちらもポチっとクリックご協力お願いします!
2017.08.19 / 現場リポート 『斬新なRC造コートハウスの一戸建リノベ』
こんにちは~!
まだまだ暑い日が続きますが、8月も中旬を過ぎたので
朝晩の暑さが少しましになって来ましたね。
こうして段々と季節が移り変わっていくんでしょうね。
早く涼しくなって欲しいと思う今日この頃です。
ところで、今回も遅れを取り戻すために前置きは無しにして
早速本題に入りたいと思います。
タイトルの通りRC造りのコートハウスのリノベーションになります。
このリノベーション前の建物がすでに個性的で斬新です。
ちなみにコートハウスというのは、表側に対しては塀や建物で閉ざされていて
内側には中庭があり開放的な造りの建物です。
そうすることで外からの視線などを気にせずに、プライベートが確保でき、
なおかつ開放的な空間を確保できます。
それでは、早速どんな建物なのかビフォア写真を追って見ていきましょう!
まずはこちらの写真からです。
ご覧の通り一見すると、外側からはどんな建物なのかが解りにくいですね。
ですが、RC造りの打ちっぱなしの感じからしておしゃれなイメージが
感じ取れますよね。
ちなみに築年数は28年経ってます。
奥まで続く中庭の奥から表を撮った写真です。
土の部分がないため緑がありません。
ですがスチールで作られた階段などデザイナーハウスといった様相でおしゃれですね。
奥まで中庭になってます。
そして敷地がRCの塀で囲まれているため、外側の景色が視界に入ってきませんね。
また、この階段を上がった2階にLDKと洋室があります。
そのため、雨の日は傘をさして2階のLDKまで行かないといけません。
なかなか発想が斬新ですよね。
かなりコンパクトな玄関です。
また、躯体がRC造りですので間取りの変更は出来ません。
そのため玄関をもう少し広くというのが今回は難しいです。
広く見せるためもあると思いますが、収納が床からではなく
このように宙に浮いてます。
ほんと凝ってますが、その分収納力はかなり低くなってしまいます。
その向こう側に玄関が見えてますね。
ほんと独特な感性の家です。
1階の部屋は先程の部屋だけであとはこの水回り空間になります。
入って一番手前が洗面でそしてトイレでその奥が浴室です。
綺麗にお使いのため、このままでも充分使えそうですね。
もちろん在来工法で造られてます。
広さも十分あるのでタイルや浴槽などを入れ替えるだけで
そしてこちらは洗面側を撮ってます。
大概洗面というと一般的な既製品の洗面台が設置されていて
味気なくなんとも言えませんが、こちらのお宅は
そうではありませんね。
また、ミラーも全面に貼ってあるため、広く開放的に感じられます。
完全に外部です。
そのため、先程紹介した洗面・トイレ・浴室からLDKに行くには、
いったん1階の玄関を出てこの階段を上がっていかないといけません。
今回リノベーションでこれを室内空間にすることは出来ませんので、このままの状態で
お施主様にお使いいただくことになります。
また、ご覧の通り収納は可動式です。
ですが、これだけで足るんでしょうか?
今ご説明した写真の反対側から撮った写真です。
窓面が大きいので非常に開放感がありますね。
ですが、その分若干落ち着かないかも知れませんが・・・。
一番のメインの空間ですし非常に天井を高くとってあります。
そして窓面が大きいのですごく広く開放的に感じられます。
ほんと斬新な空間です。
そして明るく開放感が抜群です。
これぞコートハウスという感じです。
開放感が抜群なリビング空間なんですが、その分余計にこのキッチン部分が
非常に暗くて閉塞感を感じてしまいます。
これらをリノベーションで解消したいと思います。
先程説明した階段も見えますね。
完全に外部を歩いてこのリビングに入って来ないといけないと
いうことがよく解っていただける写真ではないでしょうか。
ですが、リノベーション前からほんとおしゃれで斬新ですね。
また、今回のお施主様は物件購入はご自分でされたため、リノベーションからの
お手伝いになります。
そのため、このような状況の建物であることは重々承知で購入されました。
そして、この斬新な造りの家を何とかおしゃれに快適に住みこなそうと思われてます。
ですので、リボーンキューブでリノベーションさせていただくことで、よりスタイリッシュに
よりおしゃれに、住みこなしていただけると思います。
それでは、この斬新なコートハウスをどのようにリノベーションしたかは、また完成写真を
お楽しみにしていただくことにして今日はこの辺で終わらせていただきます。
それではまた。
いつものようにこちらもポチっとクリックご協力お願いします!
2017.08.07 / 現場リポート 『耐震補強&防音室施行の和モダンテイスト一戸建リノベ』
こんにちは~!
いやぁ~今年の夏はほんと暑いですね~。
ですが、去年も同じように暑かったように思いますし毎年こんなもんなんでしょうか。
夏は暑いのが当たり前なので仕方ないですが、熱中症にはくれぐれも注意しないといけませんね。
それでは、まだ溜まっているブログアップ予定分を全く消化しきれてませんので、
前置きは無しにして早速本題に入りたいと思います。
今回はタイトルの通り一戸建てのリノベーションになります。
お施主様のご要望で防音室を作り、耐震補強も施して和モダンの空間に
リノベーションさせていただきます。
また今回も物件の購入からお手伝いさせていただきました。
それではいつものように写真を追ってお伝えします。
まずは、こちらの写真からです。
外観になります。
ご覧の通り本当によくある和風の木造一戸建建物って感じですよね。
築年数は30年ほど経過していますが、見た感じまだまだ問題なく使えそうな建物です。
それでは早速内部を見ていきましょう。
この玄関土間のタイルと板張りの床がこの当時のよく見る和風建物って感じです。
まだまだこのままでも少しキレイに掃除すれば充分使えそうですね。
雪見障子があり、内縁も付いていてすごく和室らしい和室です。
ですが、実際にこの和室を使うのはお客様が来られた時のみの使用に
限られそうですし、それならすごくもったいない空間ですよね。
また特にコメントすることはありません。
この当時の建物によくある一戸建てのトイレという感じです。
本当にお約束のような洗面台です。
洗面室イコール既製品の洗面台を設置して終わりという感じです。
機能的にはそれで十分でしょうけれど何だか残念ですね。
こちらもこの当時の一戸建によくあるステンレス浴槽の
タイル張り仕上げです。
悪くはないんですが、冬はかなり冷えますし最近あまり好まれませんね。
このようにキッチンと別に部屋になっていて食事をするという感じですが
いろいろな意味で現在の生活様式にあってないですよね。
せめて和室ではなく洋室ならダイニングテーブルも置けるのですが
和室だと畳に座る感じになるので立ったり座ったりも大変です。
この空間では小さなテーブルを置くことも出来ないので
このスペースで食事をするという感じではありませんね。
あくまでキッチンとして調理するスペースになります。
そうかといって食器棚を置くスペースもないので使い勝手が悪そうです。
二間続きの和室です。
欄間もあり、大人数が寄る時はふすまを外して大きな空間として使えますが、
そんな機会は現代の生活様式では年に一度あるかないかですよね。
そう思うと個室になっている方がお子さんなどの部屋としても使えるので
よいように思います。
この当時はそこまで住む人のことを考えて間取りを作ってなかったように思います。
和室であることと続き間であることがメリットではなく、
デメリットになっていることが多いように思います。
10帖と2帖ほどの部屋が建具で区切られてます。
一般的には1室として使うような使い方になるかと思います。
主寝室かまたはお子さんの部屋という感じでしょうか。
そして天井収納庫が付いてますのでそのはしごユニットです。
夏は非常に暑く、冬は非常に寒くその他の季節はそれなりですが
重たいものや大きなものは持って上がりにくいことや基本使わないモノを収納するため
一度収納するとあまり出し入れしません。
そのためいつの間にか忘れ去られどんどんいらないモノを貯め込んでしまいがちです。
なのでこのスペースは必要ないように思います。
ここに貯め込んでしまうぐらいなら断捨離した方がよいですね。
・・・という感じです。
少し辛口にコメントし過ぎたかも知れませんがご容赦ください。
そう思うと本当に供給側の論理で建物を建て、それを高いお金を出して買った方が自分たちの生活を
家にあわせて使いずらいと思いながらも住まれているのが実情だと思います。
ですが、今回のようにリノベーションすることで、同じ建物がお住まいになる方の
使いやすい空間として生まれ変わらせることができます。
そして使い勝手だけを考えるのではなく、デザインも取り入れることで快適で
おしゃれにお住まいいただけるようになります。
また、最初にお伝えしたように今回は防音室も完備して、耐震も現在の基準に施工
しますので本当に言うことなしになりますよね。
それでは、この建物がどのようにリボーンされ、和モダンな空間になったのかは
ぜひアフターをお楽しみにしていて下さいね。
では今日はこの辺で。
ではまた。
いつものようにこちらもポチッとクリックご協力お願いします!
2017.07.17 / ニュース&ブログ 『古い木造2階建テラスハウスを1・2階それぞれにステイできるゲストハウスにリノベーション』
こんにちは~!
いやぁ~祇園祭のこの時期はほんと蒸し暑いですね。
そして梅雨がどこかに行ってしまって梅雨明けしたような天気ですし
今年の山鉾巡行は雨が降らなくてよかったですね。
そんなことはさておいて早速本題に入りたいと思います。
今回ご紹介するのはゲストハウスのリノベーションになります。
京都では(京都に限らないかも知れませんが)ゲストハウスを計画する方が
非常に多く、役所の担当部署がすごいことになってます。
これほど多くの方がゲストハウスをされるのかと思うほど多くの方が
連日相談に来られてます。
この分で行くと数年後にはそこら中にゲストハウスが出来ているのでは
と思うほどです。
それだけに差別化が必要ですし、泊まられる方のことを考えた設備や仕様が
キチンとされていることが大事だと思います。
それらがキチンと出来てなくて、どちらか言うと便乗商法的なゲストハウスは
淘汰されていくと思います。
・・・ということで、先を見据え、もちろん泊まられるゲストのことを一番に考え、
弊社にリノベーションをご依頼いただきました。
賃貸でも同じことが言えますが、やはりキチンと掛けるべきところにコスト掛けて、
リノベーションした物件は非常に人気が高く、古くなってもその人気は全く衰えず
すぐにお住まいになる方が見つかります。
そのため空室になって困るというようなことが全くないんです。
同じようにゲストハウスもリノベーションすることでその価値が高まりますし
人気が衰えることがないと思います。
・・・ということで本題といいながら、うんちくが少し長くなってしまいましたが
そのような思いも込めて今回リノベーションさせていただきました。
また、今回のお施主様はご自分で物件を購入されたのでリノベーションから
お手伝いさせていただきました。
そのお施主様ですが、台湾の方で旅行されるのが趣味で、世界中を旅行された結果
日本の京都が一番と思われてこの京都で物件を購入してゲストハウスを運営されます。
すごいバイタリティですよね。
その最も重要なリノベーションのパートナーとして弊社をお選びいただけました。
そのため、日本人を代表(少し大袈裟ですが・・・)し、出来る限りよい空間を
創らせていただきたいと思い取り組みました。
それではいつものようにビフォア写真を追ってお伝えしますね。
ではまずは外観からになります。
ご覧の通り小さな一戸建てになります。
町家というほど町家な感じがありませんが、それは過去に改装されているからだと思います。
2階部分の板張り外観の感じからして当初はもっと町家らしい佇まいの家だったと思われます。
また右隣りの家とくっついた連棟(テラスハウス)になります。
土間になっていてその奥にキッチンが見えますね。
元々はキッチン部分も土間だったと思いますので町家の特徴ですよね。
左手の間仕切り部分からが一段上がって畳になっていたんだと思います。
そしてこのキッチン部分が土間でその上部が吹き抜け(火袋)になっていたようです。
そのため不自然な感じで洗面台が設置されているように感じますよね。
半分室内で半分室外のような不思議な空間です。
その左手前に見えているのが給湯器です。
完全に室内に設置されているようになってますが、もともとこの部分が
室外だったのでこのような感じに見えてしまいます。
かなり狭く天井も低いのですごく圧迫感があります。
しかも窓の向こうが洗面です。
不思議でしょ!
この部屋がリビングで奥の部屋が元々庭だったところに増築された部屋になります。
今回この増築された部屋を潰して庭にするためだいぶイメージが変わると思います。
キッチンがありますが先程も説明したようにこの部分が元々土間だったと思われます。
ですがこの方が床がフラットなので使いやすいですよね。
板張りが渋いですね。
この階段も元々の和室の時は隠れていて、襖があり階段下が押入れになっていたんでしょうね。
階段を上がったところです。
町家らしいかなり急な階段です。
この押入れ部分ですが元々は吹き抜けになっていたようですし
あとから作ってある感がかなりします。
当時の建物であれば玄関とキッチン上が吹き抜けになっていてかなり
開放感があるように感じたでしょうね。
まぁここは壁は貼ってありますが、まだ普通に和室な感じですし
当時が偲ばれますね。
今は板張りで部屋らしくなってますし洋の空間って感じがしますよね。
そしてこの全面板張りが少し独特な感じがしておもしろいですね。
・・・という感じです。
そして、このそう大きくないテラスハウスをタイトルにある通り、1階、2階別々に泊まれるように
リノベーションします。
ミニマムな空間を上手くリノベーションしており、普通の一戸建てリノベーションとは
またひと味違った魅力的で和モダンな空間を造らせていただきます。
それではその完成した様子はまたお伝えしますのでお楽しみに。
では今日はこの辺で。
ではまた。
いつものようにこちらもポチッとクリックご協力お願いします。