こんにちは~!
いやぁ~祇園祭のこの時期はほんと蒸し暑いですね。
そして梅雨がどこかに行ってしまって梅雨明けしたような天気ですし
今年の山鉾巡行は雨が降らなくてよかったですね。
そんなことはさておいて早速本題に入りたいと思います。
今回ご紹介するのはゲストハウスのリノベーションになります。
京都では(京都に限らないかも知れませんが)ゲストハウスを計画する方が
非常に多く、役所の担当部署がすごいことになってます。
これほど多くの方がゲストハウスをされるのかと思うほど多くの方が
連日相談に来られてます。
この分で行くと数年後にはそこら中にゲストハウスが出来ているのでは
と思うほどです。
それだけに差別化が必要ですし、泊まられる方のことを考えた設備や仕様が
キチンとされていることが大事だと思います。
それらがキチンと出来てなくて、どちらか言うと便乗商法的なゲストハウスは
淘汰されていくと思います。
・・・ということで、先を見据え、もちろん泊まられるゲストのことを一番に考え、
弊社にリノベーションをご依頼いただきました。
賃貸でも同じことが言えますが、やはりキチンと掛けるべきところにコスト掛けて、
リノベーションした物件は非常に人気が高く、古くなってもその人気は全く衰えず
すぐにお住まいになる方が見つかります。
そのため空室になって困るというようなことが全くないんです。
同じようにゲストハウスもリノベーションすることでその価値が高まりますし
人気が衰えることがないと思います。
・・・ということで本題といいながら、うんちくが少し長くなってしまいましたが
そのような思いも込めて今回リノベーションさせていただきました。
また、今回のお施主様はご自分で物件を購入されたのでリノベーションから
お手伝いさせていただきました。
そのお施主様ですが、台湾の方で旅行されるのが趣味で、世界中を旅行された結果
日本の京都が一番と思われてこの京都で物件を購入してゲストハウスを運営されます。
すごいバイタリティですよね。
その最も重要なリノベーションのパートナーとして弊社をお選びいただけました。
そのため、日本人を代表(少し大袈裟ですが・・・)し、出来る限りよい空間を
創らせていただきたいと思い取り組みました。
それではいつものようにビフォア写真を追ってお伝えしますね。
ではまずは外観からになります。
ご覧の通り小さな一戸建てになります。
町家というほど町家な感じがありませんが、それは過去に改装されているからだと思います。
2階部分の板張り外観の感じからして当初はもっと町家らしい佇まいの家だったと思われます。
また右隣りの家とくっついた連棟(テラスハウス)になります。

そして次が、玄関を入ったところになります。
土間になっていてその奥にキッチンが見えますね。
元々はキッチン部分も土間だったと思いますので町家の特徴ですよね。

そして次は、そのキッチンのところになります。
左手の間仕切り部分からが一段上がって畳になっていたんだと思います。
そしてこのキッチン部分が土間でその上部が吹き抜け(火袋)になっていたようです。

そして元々外部(裏庭)だったところを室内にして洗面とトイレが作られてます。
そのため不自然な感じで洗面台が設置されているように感じますよね。
半分室内で半分室外のような不思議な空間です。

そしてその洗面の奥にあるトイレです。
その左手前に見えているのが給湯器です。
完全に室内に設置されているようになってますが、もともとこの部分が
室外だったのでこのような感じに見えてしまいます。

そしてこちらが浴室です。
かなり狭く天井も低いのですごく圧迫感があります。
しかも窓の向こうが洗面です。
不思議でしょ!

そして奥の間とその手前のキッチン横の洋室です。
この部屋がリビングで奥の部屋が元々庭だったところに増築された部屋になります。
今回この増築された部屋を潰して庭にするためだいぶイメージが変わると思います。

そして先程の写真と同じ位置で撮る角度を変えた写真になります。
キッチンがありますが先程も説明したようにこの部分が元々土間だったと思われます。
ですがこの方が床がフラットなので使いやすいですよね。

そしてこちらは玄関を入ったところの洋室で階段部分です。
板張りが渋いですね。
この階段も元々の和室の時は隠れていて、襖があり階段下が押入れになっていたんでしょうね。
こちらの写真も同じく玄関を入ったところの洋室になります。
ここも元々は和室だったと思いますがこのように板張りにして完全に
洋室な空間になってますので全く面影がないですよね。

そしてこの写真からが2階部分になります。
階段を上がったところです。
町家らしいかなり急な階段です。

そして階段を上がったところの和室になります。
この押入れ部分ですが元々は吹き抜けになっていたようですし
あとから作ってある感がかなりします。
当時の建物であれば玄関とキッチン上が吹き抜けになっていてかなり
開放感があるように感じたでしょうね。

そして奥の和室になります。
まぁここは壁は貼ってありますが、まだ普通に和室な感じですし
当時が偲ばれますね。

そしてこの部分がキッチン上の元々吹き抜け(火袋)だったところです。
今は板張りで部屋らしくなってますし洋の空間って感じがしますよね。
そしてこの全面板張りが少し独特な感じがしておもしろいですね。
・・・という感じです。
そして、このそう大きくないテラスハウスをタイトルにある通り、1階、2階別々に泊まれるように
リノベーションします。
ミニマムな空間を上手くリノベーションしており、普通の一戸建てリノベーションとは
またひと味違った魅力的で和モダンな空間を造らせていただきます。
それではその完成した様子はまたお伝えしますのでお楽しみに。
では今日はこの辺で。
ではまた。
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こんにちは~!
今年も半分が終わって、7月に入りいよいよ祇園祭モードです。
本当に月日の経つのは早いもんです。
このブログも少しさぼっている間にどんどん遅れていきます。
そのためあまり前置きせずに早速本題に入りたいと思います。
それでは早速始めたいと思いますが、今回はタイトルの通り一戸建のリノベーションになります。
また、今回はいつものリノベーションに加えて耐震補強をさせていただきます。
その耐震補強の件は、また改めて詳しくお伝えしますが、少しだけご説明させて
いただきますと、お施主様のご要望で耐震補強をされたい意向でしたので
リボーンキューブで過去にも耐震補強をさせていただき、リノベーションした作品が
あるため、問題なく取り組ませていただくことができることと、新たな企画を1年ほど
前から温めていましたので、木造建物の耐震診断と耐震補強を専門にされている会社と
コラボして進めさせていただくことになりました。
この新たな企画というのは、耐震補強の件と併せて、また改めて詳しくお伝えしますね。
それではどのような建物であるかを含めていつものようにビフォア写真を追ってお伝えします。
ではまずはこちらからです。
まずは外観からです。
ご覧の通り角家になります。
また、住宅地ですし住みやすい環境ですね。
こちらのお宅は南西角家ですが、西側は山裾のためあまり西日がきつくあたりません。
また、南側は抜けているため陽当たりが良好ですのでよい立地です。
お施主様もこの立地を気に入られて購入に踏み切られました。
また、今回はリノベーションからのお手伝いになります。
そして、北側は大きな空き地のため広々と感じられますね~近隣も住宅地のため
閑静で環境が良いです。

そしてこちらは玄関になります。
ご覧の通り普通の一戸建ての玄関という感じです。
今回のお宅は築年数が約54年経っており、延べ面積が約90㎡ほどあります。
築年数は古いですが、過去に改装もされているため、それほど古く感じませんね。
それではお邪魔しま~す!

そして玄関を入って右手にある洋室です。
角部屋なので陽当たりがいいですね。
その他はいたって一般的な感じです。

そして次が1階の和室になります。
先程の洋室の隣の部屋になります。
こちらも一般的な和室という感じですが、右手の収納付き飾り棚が
造り込まれておりいい感じですね。
そして内障子もあり、和室らしい印象です。
こちらも南向きで陽当たりがいいです。

そして先程の洋室から玄関ホール側を撮った写真です。
階段があり、それぞれの部屋にアクセス出来る感じです。
ここもいたって一般的な一戸建ての仕様って感じですね。

そしてこちらがトイレになります。
トイレも一戸建によくある仕様で腰までタイル張りで
その上が塗装というパターンです。
そして小窓があり、お決まりの感じです。

そしてこちらがキッチンですが・・・ん?と思われましたでしょうね。
そうなんです、キッチンのあるべきところに何もない状態です。
なぜか聞くと売主様がご自分で改装をされようと思われ取り外されたようです。
リノベーション前提だからいいですがそうでなかったらこれでは住めませんね。

そしてこちらが洗面とお風呂のあったところですがこちらも影もカタチもありません。
ほんとリノベーション前提な物件ですよね。
この状態では普通ならなかなか買い手が付きにくと思います。
ですが弊社としては逆に非常にありがたいです。

そして階段になります。
ここはいたって通常の状態ですし、先程の工事中になっているところとは
打って変わって普通に見えますね。
では2階へ行ってみましょう。

そしてこちらが2階の和室2室続き間です。
掃き出しの窓の方が南側ですので陽が入ってきてますよね。
本当に陽当たりのよい和室です。

そして今の写真を反対から撮った写真になります。
押入れがあり、床の間があり、欄間もあり和室らしい和室ですが
欄間は外されてますね。

そしてこちらは同じく2階の洋室になります。
壁が板張りの洋室ですが、白くストライプになってます。
板張りが暗いから明るくするためにこのように白く塗ってあるのではないんです。
こちらもお施主様がこの板張りの上からクロスを張ろうと思われたようで
そのため板の目地部分を埋めるための下地になります。
ですが、結局張らずに売りだしされることになったのでこの状態なんです。
あまりこんな状態で売りに出ている家を今までみたことないです。

そして先程の反対側から撮った写真です。
この状態は非常に珍しいですしなんだか白樺模様のようにも見えなくもないですね。
ほんとにおもしろい状態です。
・・・ということで、不思議な状態の一戸建てをリノベーションさせていただきます。
普通では売りにくいかも知れませんが、リノベーション前提ですので
何ともほんとにありがたいです。
そしてこの2階部分を全て1室にして広いLDKにさせていただきますよ。
どんな状態のLDKになるのか楽しみでしょ。
ですが、その様子はまた完成後の写真でご確認いただければと思います。
そして冒頭でもお伝えしたように1年ぐらい前から温めてきた企画を
満を持して発表させていただく予定ですので、それはまた少し先になりますが
楽しみにしていただければと思います。
あまり含みを持たせて、期待が大きくなりすぎるのも申し訳ないですが、
楽しみにお待ちいただければと思っております。
では今日はこの辺で。
ではまた。
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皆さんこんにちは~!
早めにブログをアップする予定で作ってましたが
なかなか更新できずに結局6月終わりになってしまいました。
それにしても今年の梅雨は本当に梅雨らしくないお天気ですね。
少し降ったと思ったら晴れて夏日のような天気が続きます。
やはり梅雨は梅雨らしい天気がいいですね。
・・・というようなことは置いておいて、早く更新するためにも
早速本題に入りたいと思いますのでよろしくお願いします。
ではではいつものようにビフォア写真でご説明したいと思いますが、
今回はタイトルの通りマンションのリノベーションになります。
また今回のお施主様のご要望がロンハーマンテイストということで
今人気のテイストでのリノベーションをさせていただきました。
今回もほんとに個性的で楽しいリノベーションになりましたよ。
それと、このマンションは5棟建っている中の1棟で、敷地もゆったり取ってあり
敷地内に緑も多く、公園などもありコミュニティーもしっかりしているので
築年数が35年経つマンションですが非常によいマンションですよ。
それではいつものようにビフォア写真を追ってお伝え致します。
まず、玄関からになります。
ご覧の通り普通のマンションの玄関という感じです。
もちろんですよね。
こんな普通な感じのマンションがどのようにロンハーマンな空間に
なるかが想像できませんよね。
ですが、それがなるんですよ~!

こちらは玄関入ったところの洋室になります。
こちらの部屋もいたって普通です。
また、今回のマンションは専有面積が78㎡あるので大き目な方です。
そのため玄関の両側に部屋があります。

こちらが先程の洋室の反対側の部屋になります。
こちらは和室になります。
そしてマンションの玄関側の部屋によくあるように
エアコンが窓付けしかできないタイプです。

そしてこれは給湯器になります。
貯湯式の給湯器で少し熱も出るので冬場はいいですが夏場は
暑く感じます。
なのでこのように扉を付けて普段は見えないように隠します。
ですが故障や点検が必要なために完全に塞ぐことはできません。
そのためこれも踏まえてゾーニングする必要があります。

次はトイレになります。
またまたいたって普通なトイレです。
このようなトイレもリノベーションですっきりするんでしょうか?
と思われるかも知れませんがそれが結構変わるんですよ。

次は洗面になります。
こちらもマンションによくある本当にいつも通りな感じです。
ほんとこのような洗面台多いですよね。

そしてこちらも普通なユニットバスです。
同じユニットバスでもやはり最近の方がデザインも
すっきりしておしゃれになってますね。
少しづつですが進化してるんですね。
こういう古いタイプのモノを見るとそう思います。

そしてこちらはリビング側の和室です。
本当にマンションによくあるタイプの和室です。
どこのマンションでも同じ年代であれば同じなので
例えば場所が東京でも北海道でもどこでも同じでしょうね。
ほんとに個性がないですね。

先に紹介した和室の反対側の撮った写真になります。
和室を作って押入れ作って判で押したような間取りと仕様です。
それに使っている部材もどこも一緒ですもんね。

そしてこちらがキッチンに繋がる洋室になります。
和室に比べ全体が白いので明るく感じられますね。
バルコニーに面してますので光が入って余計にそう感じられます。
こちらもよくあるタイプの洋室です。

そしてこちらがキッチンになります。
このキッチン空間もマンションならではなよくある感じです。
玄関入ってローカを進んで突き当りにドアがあってキッチンという
お決まりのゾーニングです。
室内全てに個性を感じられませんね。
それがリノベーションすることでオンリーワンな空間に
生まれ変わるのが本当に楽しいです。
同じ空間でもお施主様のご要望とそれに沿う斬新なアイデアとデザインがあれば
これだけ変わるんだということが解っていただけます。
それがリノベーションの楽しさですね!
それでは今回どのようにロンハーマンな空間に変わるのか
ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
ではまた。
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こんにちは~!
あっという間に6月がスタートしすでに5日なります。
なので梅雨入りも近いかも知れませんが今のところは
すごくいいお天気が続いておりうれしいです。
さて、前回のブログ更新から割合早くアップさせていただきました。
本当はもっとアップしないといけないのでかなり遅れてます。
そのため今回も前書きは置いておいて早速本題に入りたいと思います。
今回は木造2階建建物のリノベーションになります。
タイトルにもある通り、かなりハイグレードな木造一戸建のリノベーションになります。
さながら高級旅館にような趣とでも例えましょうか。
こちらも完成が、非常に待ち遠しいですが、今回もビフォアをお伝えしたいと思います。
それではいつものように写真を追ってお伝えしますね。
まずは外観からになります。
写真の角度が角度なだけにトタンの壁面ばかりが目立ちますが、
近隣の街並みも含めてなかなかいい雰囲気の建物です。

そしてこちらが玄関部分になります。
なんだか少し手を加えればこのままでも充分使えそうに感じます。
このレンガの花壇もなかなかいい感じです。
ですが、今回ガレージを造らせていただくため全面的に変わります。

そして玄関を入ったところになります。
土間になっていてガラス戸で仕切ってある感じです。
これはこれでレトロ感があり、いい感じです。
そしてなんだか懐かしく感じられますね。

そして玄関横の空間です。
昔の家はこのような空間がありましたね。
ここに応接セットが置いてあってちょっとしたお客さんであれば
ここに上がってもらって話をする感じでした。
そして今の写真の反対側になります。
階段があり、奥の部屋に続いていきます。
京都らしい奥に深い建物ですね。

そして水回りになります。
写真のようにトイレはリフォームされているのですごくきれいです。
便器もまだ新しいのでそのまま十分使えそうですね。

そして浴室です。
手すりなどを付けてバリアフリーにされているのでその時に水回りも全てリフォームされたようですしこのまま充分使えるには使えますが、
このピンクとホワイトの色合いがなんともチープと言いますか好みが分れるところですね。

そしてウナギの寝床らしい、長~いローカの奥に見えるのがキッチンになります。
壁と床の板張りがなかなか無い感じで新鮮です。
テカッとした素材でなく落ち着いた色合いで艶消しなら
もっといい感じな気がします。

そしてその通路の奥にクチュッとコンパクトにあるのが
キッチンになります。
この当時はL型キッチンが流行ったのかも知れませんが、
せっかく広い空間があるのにキッチンだけ妙にコンパクトに
収めてあるのに違和感を覚えます。
それにあまり明るい感じでなく暗い印象なのが残念です。
そしてこの当時、確か一時期L型が流行った時がありました。
理由は家事の動線がよいと言うような、ふれこみだったように記憶してます。
ですが、使ってみると収納のデッドスペースなどが生じるために
結果的に今ではあまり人気がありませんね。

そして1階和室になります。
内縁があり、その奥に緑のある庭が見えて落ち着く感じです。
日本の家という感じでこれはこれでいい感じです。
ちなみに写真に写っているのは、弊社の設計スタッフです。

そしてこちらは2階の洋室になります。
カーペットとクロスがだいぶ汚れてますね。
こちらは全面的に改修が必要な時期です。

そして、その手前にある和室になります。
こちらも畳の焼け具合や襖などから見た感じ、
全面的に改修する時期になっていると思いますが
和室な分まだ使えそうに感じられます。

そして今の和室の反対側を撮った写真になります。
床の間があり、その横に和室があり、内障子で
その向こうがベランダですね。
これはこれで落ち着いた感じでいいですね。

そして最後の写真がベランダになります。
この建物の奥は森の様になっており建物が建ってません。
その分緑が見えていい感じです。
今回全体をリノベーションさせていただく際にこの借景を
取り込めるようにしたいと思います。
また、この建物自体、内外装ともに何度かリフォームを繰り返されて
いるため、築年数が解りにくいですが、築不詳の建物になります。
そして、今回リボーンキューブにて全面的にリノベーションさせて
いただくので、今までの継ぎはぎのリフォームではなく、統一感の
ある素敵な空間に生まれ変わらせていただきますよ。
それではそのアフターの様子はもう少し先になりますが
お楽しみにしていただければと思います。
では今日はこの辺で。
ではまた。
皆さんこんにちは~!
長らくブログがご無沙汰でした。
前回の更新が2月10日でしたのでなんと3ヶ月以上空いてます。
もういっその事このままフェードアウトしようかと思ったぐらいでしたが、
それはダメだと思い直して更新させていただきました。
では、今回は前置きは飛ばしまして早速本題に入りたい思います。
今日ご紹介するマンションの現場はすでに工事が終わっておりますが、まだ完成作品を作品事例としてアップする前なのでなんとかセーフですね。
それではいつものようにビフォア写真を追ってご紹介します。それではまずはこちらの写真からです。

ご覧の通りマンションの玄関です。
タイトルにある通り、こちらのマンションは壁式構造です。
分譲マンションで壁式構造は少し珍しいですね。
このマンションは築年数が35年経過しており、
マンションの規模が小さく総戸数が10戸と少ないことから、新築時に建築コストを下げるためにこの構造が採用されたんじゃないかと思われます。
ちなみに壁式構造とは、部屋と部屋の区切りの間仕切り壁が木造ではなく、
鉄筋コンクリートで仕切ってある構造です。
そのため一般的なマンションの様に間仕切り壁を全て取っ払って1室にすることができません。
また、そのようなことから間取りや水回りのレイアウトにも制限が出ます。
・・・という事で、
今回はそのような構造のマンションをリボーンキューブなりに、おしゃれに素敵にリノベーションさせていただきましたよ。
では、ビフォア写真のご説明を続けさせていただきますね。

こちらは、洗面室になります。
ご覧の通り思ったよりも広めにゾーニングされており
この状態であれば比較的レイアウトもし易く快適に
お使いいただけるようにできますね。
こちらはトイレになります。
特筆すべきことは特にありませんが、必要十分な広さを
確保できてますのであとは全体のイメージを変えることで
充分ですね。
そしてこちらが浴室になります。
どうしてもこの年代の頃はそう広く浴室を取る
傾向がなかったため、少し狭ま目ですが、リノベーションの際に
できるだけシンプルにすっきり仕上げてることで少しでも狭さを
解消したいと思います。
次に玄関側の洋室になります。
こちらのマンションは角部屋ですので、このように2方向に
窓があります。
この辺りもお施主様が気に入られた要素ではないかと思います。
そしてこちらはリビングに隣接する和室になります。
この年代のマンションには必ずこのような和室がありますね。
お約束のゾーニングですがリノベーションの際にもちろん変更します。
そしてこちらはリビング空間になります。
キッチン側からリビング方向を撮った写真になります。
真ん中に写っている梁がすごく大きく感じられますね。
それと左手の壁が鉄筋コンクリートなので取れません。
どうしても圧迫感は否めませんが、リノベーションの際に
この壁面と梁をデザインにうまく溶け込ませて取らせて
いただきますのでお楽しみにしていて下さいね。
そしてこちらも和室の写真になります。
先程の和室と続き間になっております。
この年代のマンションには和室は付きものだったようですが、
今のライフスタイルには合致しないため変更させていただきます。
そして先程のリビング空間を別角度(和室側)から撮った写真になります。
全体的なゾーニングを踏まえて収納を確保するため、この位置にある収納
はイメージを変更させていただきます。
そして次はリビング側からキッチン方向を撮った写真になります。
キッチンが見えてますがその前の壁と上部の梁は取れません。
梁が無理でも壁が取れるとだいぶスッキリしそうですが、無理なため
この状態を維持しつつ、全く違ったイメージにリノベーションさせて
いただきます。
そして最後はキッチンになります。
壁付けのL型キッチンですね。
使い勝手がいいのかどうかは微妙ですが、まだ広く取ってあるので
使いやすそうです。
リノベーションの際にはこの辺もガラッと変更させていただきます。
以上のようなビフォアの内容になります。
壁式構造はやはり制約が大きいですね。
その制約をリノベーションによってプラスに替えることが
できると何よりです。
それを目指してお施主様と打ち合わせを重ね、リボーンキューブらしい
シンプルで洗練された空間を造らせていただきますね。
また、今回のマンションは専有面積が約80㎡あるので広めです。
そしてお施主様の要望でコストを出来るだけ絞ってシンプルで無骨な空間に
仕上げさせていただきますので楽しみにしていて下さいね。
それでは今日はこの辺で。
ではまた。
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